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    青森県 工芸品 漆器
    津軽塗

    津軽塗りとは

    津軽塗の特徴は、堅牢で実用性に富んでいると同時に、非常に優美な外見を持つというところにあります。津軽塗で用いられる「研ぎ出し変わり塗り」という技法は、幾重にも塗り重ねた漆を平滑に研ぎ出して模様を表す方法。この繰り返しに数十回の工程、二か月以上の日数を費やすことで、複雑で美しい漆模様と頑丈でしっかりした触感が得られるのだと言われています。藩政時代には様々な塗の技法が存在しましたが、現代まで伝わっているのは唐塗 / 七々子塗 / 紋紗塗 / 錦塗の四技法です。

     

    歴史

    津軽塗の成立は江戸時代中期、弘前藩第四代藩主津軽信政公(1646~1710年)の治世にさかのぼります。 この時代、徳川氏による大名の国替も一段落し、政情は安定して各藩の商工業も徐々に発展。また寛永19年(1642年)に成立した参勤交代の制度と、それに伴う街道整備により流通が発達し、 上方(京都・大阪)や江戸の文物が地方に伝播していくようになった結果、各藩がそれぞれの地域の産業を保護奨励するようになりました。 この時期日本全国で多くの工芸品が誕生し普及、発達し始めたと言われています。