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    福岡県 工芸品 染織品
    博多織

    博多織とは

    細い経糸(たていと)を多く用い、太い緯糸(よこいと)を筬(おさ)で強く打ち込み、おもに経糸を浮かせて柄を出すのが博多織の特徴です。材料は絹糸、先染めまたは先練り。強い打ち込みのため、生地に厚みや張りがあり帯としての用途に適しています。締めたら緩まないということから、古くは重い刀を腰に差す武士の帯として重用されました。今では、女帯が主流ですが、締めやすく緩まないという特性が長く喜ばれています。

     

    歴史

    1235年(喜禎元年)、33歳の満田弥三右衛門は、弁圓和尚と共に宗(南宗1127〜1279)明州へ向け博多の 津を出発。宗に6年間滞在し、織物、朱焼、箔焼、 そうめん、じゃこう丸の5つの製法を修得し、1241年(仁治2年)満田弥三右衛門、弁圓和尚(聖一国師)と博多の津に帰ります。博多に戻った弥三右衛門は、 これらの製法を博多の人々に伝えはしましたが、その中の織の技法だけは家伝とし、“広東織”と称して独自の 技術を加えながら残していったといわれています。

     

    写真提供 : 福岡市