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  • 勝山竹細工

    岡山県 工芸品 木工品・竹工品
    勝山竹細工

    勝山竹細工とは

    勝山竹細工は、真庭郡勝山町(現真庭市)において生産される家庭用の容器や農業用の運搬具です。地元や周辺市町村から産出する真竹を原材料とし、晒しや皮むきなどを行わない青竹を使った、素朴な力強さが特徴。大切に使い込んでいくうちに飴色へと変化していくのも魅力の一つです。

     

    歴史

    万延元年(西暦1860年)の山谷家古文書並びに明治10年の堀家酒屋免許願書の中に、それぞれ「張そうき」「亀そふけ」の記載があることから、江戸時代の末期には、重要な容器として流通していたと言われています。地元の古老が「数日間、竹職人を自家に泊まり込ませ、年間に使用する竹製品の一切を作らせる家もあった」と語られています。かつてこの産地の主要製品であった「大ぞうけ」(伏せた形が亀に似ていることから「だんがめぞうけ」とも呼ばれる)は、ほぼ一斗の容量があることから、籾などの穀物の運搬・計量の容器として用いられ、強さと使い勝手の良さから農家の必需品にも。現在は農具類だけでなく、パン籠や盛り籠、花器なども作られています。