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  • 琉球ガラス

    沖縄県 ガラス細工 工芸品
    琉球ガラス

    琉球ガラスとは

    琉球ガラスの基本の色は、オレンジ、茶、緑、水色、青、紫の6色。ガラス特有の透明感はなく、少しくすんだ色や気泡による素朴な雰囲気が特徴です。

    ソーダ石灰ガラスである琉球ガラスは、珪砂(けいしゃ)と呼ばれる砂を主原料に、ソーダ灰や石灰を調合して作られています。製造工程でできるガラス・カレット(ガラスの断片)も大切な原料の一つとして調合した原料と混ぜ合わせて再生利用しています。熔解窯の坩堝の中に投入された原料は1400℃の高熱で一晩かけて熔解され、ガラスの素地となります。その後、素地を必要なかたちに成型するとガラス製品になります。着色法は原料を調合する段階で色を出す金属酸化物を溶かし発色させます。

     

    歴史

    1690年に画家の平田典通が円覚寺の「開山和尚像」を作った際、和尚像の義眼に焼玉(ガラス玉)を使ったとの記録が残っていることから1600年代には沖縄にガラスが伝わったと考えられています。

    また明治以前、沖縄で使われていたガラス製品のほとんどが日本本土からの輸入でしたが、船の揺れなどで破損が多く、長崎や大阪からガラス職人を呼び、沖縄でのガラス製造が始まったといわれています。